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マグロにジビエ(鹿肉)。静岡ならではの素材を生かした味に朝霧JAMで出会う
今年で20回目の開催となった「朝霧JAM」。2019年には台風、2020年から2年連続でコロナ禍で中止。去年は様々な制限があるなかでの開催だった。そして今年。キャンプをしながら、そこにいる多くの人と音楽や食などを楽しむ。そんな「朝霧JAM」が本来持っていた共有するスタイルが戻ってきたように感じた。
去年の「朝霧JAM」を振り返ると、飲食ブースがキャッシュレス決済のみだったこともあって、常に長蛇の列だった。それが今年はキャッシュもOKになり、混み合う時間がそれほどなかった。このライブが見たいから、この列に並んで待つのはやめておこう。そんな食べたいものを我慢することがなくなっていた。
SPICE6:スパイスサワーソースのマグロカマージ 900円/チキンビリヤニ 1,100円
「朝霧JAM」では、静岡のお店の出店がほとんどだ。「朝霧JAM」だけでしか出会えない味も多い。SPEICE6は静岡のテイクアウト専門のカレーショップ。フェス飯では魚をメニューに加えているお店が少ないこともあって、気になったのが「マグロのカマージ」。静岡の焼津は日本を代表するマグロの水揚げ漁港だ。カマージという単語も初めて目にした。カレーを炒め、ピタパンに挟んで食べるSPEICE6のオリジナルメニューだという。ふたつあったカマージのうち、サワーソースをオーダー。
大きめにカットされたマグロがゴロゴロ入っている。7~8個あったかもしれない。カマージを手にとってみると、メニュー写真でイメージしていたよりもかなりボリュームがある。ソースはスパイシーであるけれど辛いわけではない。マグロをカレー味のピタパンで食べたことがなかったから新鮮だった。個性があって美味しいのだけど、途中で味変ができたらよかったのになあと思う。もしくは誰かとシェアするか。
このカマージを食べたのが初日。カマージを買うために並んでいて気になったのが「チキンビリヤニ」。その時は売り切れになっていて、2日目の午前中にゲット。ビリヤニは南インド料理だけど、ここはパキスタン。日本風に味付けすることなく、パキスタンの味を守っているという。細長いバスマティ米を使っていて、水分の多い日本の米とは違ってあっさりとした感覚だ。それほど量が作れないこともあって、ビリヤニは2日間ともオープンからそれほど時間を経たずに完売。来年も食べたい味。
串焼き KOU:鹿丼 1,000円
ガッツリ食べたくなって選んだのがジビエの鹿肉。富士山周辺でも鹿は増えすぎ、森林や畑に被害を与えているという。増えすぎてしまった鹿を美味しくいただく。食べることで地域の環境保護にもつながっていく。
食べていて鹿肉ならではのクセは感じられない。煮込んだ牛の赤身のような味わいだった。せん切りのキャベツとの相性もいい。美味しくてエネルギーチャージになるのはもちろん、食をいただくことでその地域に貢献する。それもフェス飯を選択するひとつのキーポイントになる。そんなことを思ったメニューだった。
<text・photo=菊地 崇>
朝霧JAM 2023
日時:2023年10月21日(土)〜22日(日)
会場:富士山麓 朝霧アリーナ · ふもとっぱら
https://asagirijam.jp
去年の「朝霧JAM」を振り返ると、飲食ブースがキャッシュレス決済のみだったこともあって、常に長蛇の列だった。それが今年はキャッシュもOKになり、混み合う時間がそれほどなかった。このライブが見たいから、この列に並んで待つのはやめておこう。そんな食べたいものを我慢することがなくなっていた。
SPICE6:スパイスサワーソースのマグロカマージ 900円/チキンビリヤニ 1,100円
「朝霧JAM」では、静岡のお店の出店がほとんどだ。「朝霧JAM」だけでしか出会えない味も多い。SPEICE6は静岡のテイクアウト専門のカレーショップ。フェス飯では魚をメニューに加えているお店が少ないこともあって、気になったのが「マグロのカマージ」。静岡の焼津は日本を代表するマグロの水揚げ漁港だ。カマージという単語も初めて目にした。カレーを炒め、ピタパンに挟んで食べるSPEICE6のオリジナルメニューだという。ふたつあったカマージのうち、サワーソースをオーダー。
大きめにカットされたマグロがゴロゴロ入っている。7~8個あったかもしれない。カマージを手にとってみると、メニュー写真でイメージしていたよりもかなりボリュームがある。ソースはスパイシーであるけれど辛いわけではない。マグロをカレー味のピタパンで食べたことがなかったから新鮮だった。個性があって美味しいのだけど、途中で味変ができたらよかったのになあと思う。もしくは誰かとシェアするか。
このカマージを食べたのが初日。カマージを買うために並んでいて気になったのが「チキンビリヤニ」。その時は売り切れになっていて、2日目の午前中にゲット。ビリヤニは南インド料理だけど、ここはパキスタン。日本風に味付けすることなく、パキスタンの味を守っているという。細長いバスマティ米を使っていて、水分の多い日本の米とは違ってあっさりとした感覚だ。それほど量が作れないこともあって、ビリヤニは2日間ともオープンからそれほど時間を経たずに完売。来年も食べたい味。
SPICE6
SPICE6です。静岡で本格カレーを鉄板焼きで提供しております。 60種類以上のオリジナルブレンドSPICEが浸み込んだお肉を、大きな鉄板で焼き付けパンにサンドしたカマージ、 パキスタン産のお米を使って独特なスパイスのチキンカレーを和えて蒸したビリヤニ、 トロトロのチーズが溢れるチーズパラタ、口いっぱい広がるSPICEの香りがヤミツキになると自信をもって提供させて頂いております! SPICEの香りと効用で老若男女問わず、元気でハッピーに!ぜひ一度ご賞味ください。
SPICE6です。静岡で本格カレーを鉄板焼きで提供しております。 60種類以上のオリジナルブレンドSPICEが浸み込んだお肉を、大きな鉄板で焼き付けパンにサンドしたカマージ、 パキスタン産のお米を使って独特なスパイスのチキンカレーを和えて蒸したビリヤニ、 トロトロのチーズが溢れるチーズパラタ、口いっぱい広がるSPICEの香りがヤミツキになると自信をもって提供させて頂いております! SPICEの香りと効用で老若男女問わず、元気でハッピーに!ぜひ一度ご賞味ください。
串焼き KOU:鹿丼 1,000円
ガッツリ食べたくなって選んだのがジビエの鹿肉。富士山周辺でも鹿は増えすぎ、森林や畑に被害を与えているという。増えすぎてしまった鹿を美味しくいただく。食べることで地域の環境保護にもつながっていく。
食べていて鹿肉ならではのクセは感じられない。煮込んだ牛の赤身のような味わいだった。せん切りのキャベツとの相性もいい。美味しくてエネルギーチャージになるのはもちろん、食をいただくことでその地域に貢献する。それもフェス飯を選択するひとつのキーポイントになる。そんなことを思ったメニューだった。
串焼きKOU
富士山周辺の鹿は増えすぎて森林、畑に甚大な被害をもたらしていて害獣登録されてるほどです。 食べるととても美味しく栄養価も高いです。 ぜひ多くの人に美味しく、増えすぎた鹿を無駄なく味わってほしいです! 朝霧高原ジビエ鹿肉の様々なメニューを取り揃えております。 鹿飯、鹿串焼き、鹿汁など当店でしか味わえないメニューです。 是非ご賞味ください!
富士山周辺の鹿は増えすぎて森林、畑に甚大な被害をもたらしていて害獣登録されてるほどです。 食べるととても美味しく栄養価も高いです。 ぜひ多くの人に美味しく、増えすぎた鹿を無駄なく味わってほしいです! 朝霧高原ジビエ鹿肉の様々なメニューを取り揃えております。 鹿飯、鹿串焼き、鹿汁など当店でしか味わえないメニューです。 是非ご賞味ください!
<text・photo=菊地 崇>
朝霧JAM 2023
日時:2023年10月21日(土)〜22日(日)
会場:富士山麓 朝霧アリーナ · ふもとっぱら
https://asagirijam.jp