フェス飯クラブ

現地レポート

「緑」をテーマにしたローカルグリーン。9月に入っても夏真っ盛り。ビールにマッチするフェスメニュー

2023.09.25
「緑」をテーマにしたローカルグリーン。9月に入っても夏真っ盛り。ビールにマッチするフェスメニュー
   春のグリーンルームフェスが「海」をテーマにしているのに対し、秋のローカルグリーンフェスは「Life with Green」がコンセプト。海と山は繋がっていることをふたつのフェスで表現している。会場は同じ横浜の赤レンガ倉庫だ。

 飲食出店は、ライブエリア(有料エリア)とマーケットエリア(無料エリア)のふたつ。赤レンガの中にもカフェやレストランがあるので、同じくらいの規模のフェスと比べると出店数は少ない。9月前半の横浜は、まだ夏真っ盛りのような気温で、ビールに合いそうなメニューのセレクトとなってしまった。

ROCKET CHICKEN:フライドチキン単品 750円


「湘南初の名物チキン」というコピーに心をつかまれてセレクト。サラダ&ライスが付いたランチボックスとポテトボックスもあったけれど単品をチョイス。

 表面がサクッとしている。揚げ物特有の重さがあまり感じられない。そして身はジューシーで柔らかい。唐揚げともフライドチキンとも違う、確かに「新感覚のフライドチキン」だった。たっぷりかけてもらったタルタルソースとの相性もいい。スイートチリやテリヤキ、ニンニクなどのソースもあって味変も可能。3ピースは多いかもと思っていたけど、ペロリ完食。






RUBBER TRAMP:マルゲリータM 1,600円


 ローカルグリーンフェスの2日目と同じ日に千葉の海辺の公園で開催されたNUTSパーティー。去年のそのフェスで、確か食べたのがRUBBER TRAMPのピザ。フードトラックの中に石窯があって、焼きたてを提供してくれる。

 モッツアレラ、トマトソース、バジル、そして生地。この4つのハーモニーがたまらない。見ていたら、注文してからピザ生地を伸ばして石窯で焼いていた。生地のモッチリ感といい、ピザをウリにしているレストランに匹敵する満足感だ。RUBBER TRAMPのピザは、千葉で30年以上も続いている人気店「I LOVE PIZZA」のレシピを受け継いで、生地もソースもすべて手作りされているという。1日に何枚も食べられないから、次にどこかのフェスで見つけたら、違うメニューをオーダーしよう。


 
RUBBER TRAMP
RUBBER TRAMPは、千葉駅で30年愛され続けた老舗ピザ屋「I LOVE PIZZA」の味を継承した石窯を積んだフードトラック!


<text・photo=菊地 崇>


Local Green Festival
日時:2023年9月9日(土)〜10日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫
https://localgreen.jp
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん

ライター、編集者、DJ。フェス、オーガニック、アウトドアといったカウンターカルチャーを起因とする文化をこよなく愛する。 フェスおじさんの愛称でも親しまれている。

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