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今年の苗場はめちゃ暑い! 元気の源はスイーツで体力満タン。フェスにだって本格派スイーツあります!
今年のフジロックは例年のような雨も少ししか降らず、お客さんも通常どおりの賑わいとなり、ほんとに暑かった。フジロックの思い出は暑かったコト! って言えるほど。
そんな暑さのなか、HALの癒しといえばやっぱりスイーツ! 最近のフェススイーツはめちゃめちゃ進化していて、オシャレカフェと同じものが食べられる。そんなスイーツラインナップを紹介していこう。
OIMOcafe:おいもパフェ 1,000円
フェスでパフェ!? なんて斬新なアイデアだろうと思いつつ、1,000円か……と少しだけ勇気がいる値段かも。でも、メニューを見ると11種類もの素材が入っているようで、見た目もかなり本格的。ここは期待を掛けて「おいもパフェ、ひとつお願いします!」と注文をしてみる。
と、商品到着。おおぉ~思わず声が出る。11層もの素材がぎっしりと詰まって、ボリューム満点。中身はおいもケーキ、クッキー、バニラアイス、芋焼酎クリーム、スポンジ、マスカルポーネ、大学芋、パフ、バタークリーム、おいもあん、干し芋入りグラノーラ。これでもかという具合に、おいしいもののオンパレード。
その “並び” も重要なポイントで、まずは、おいもケーキのしっとり感と クッキーのサクサク感、そこにバニラアイスの冷んやり感が加わり、絶妙なバランス。大学芋でほっこりとしていると、その先には、ん? 濃いお酒の味がすると思いきや、なんと芋焼酎のクリームが! なんだ、この大人の味は。さらに、おいもあんの甘さが混ざり合って、なかなかほかでは味わえない感覚。そしてラストには、カリカリのナッツがアクセントになっている干し芋入りグラノーラ。これがいい塩加減で、おどろきの連続をちゃんとまとめてくれている。うん、全員主役だね。1,000円も納得の値段。
PYRAMID COFFEE STAND:チョコブラウニー 450円、あんこクリームチーズマフィン 450円、珈琲牛乳 580円
PYRAMID COFFEE STANDを運営しているのは代々木八幡にある名店 “Little Nap coffee stand” 。メニューでとくに目を引いたのは、チョコブラウニーにあんこクリームチーズマフィン。このボリュームはなんなんだ! ちょっと目にしただけでも得られる満足感。ぜったい、おいしいに決まってる。
チョコブラウニーのキーワードは「濃厚」と「ソルティ」。コーティングされたチョコは、舌の上でとろりと溶けるビター味。そこに塩がまぶしてあるようで、チョコ本来の甘さもうまく引き出してくれている。
あんこクリームチーズマフィンは、あんこの甘味とクリームチーズの塩味の絶妙な組み合わせが口元をゆるませる。ひとつに混ざり合ったクリームになっているのかなと思いきや、ふたつに割ると、あんことクリームチーズの塊がゴロっと二層に。たいていの大ぶりのマフィンはパサパサとしてしまうものだけど、このマフィンはしっかりしっとり。この口あたりもポイントのひとつ。
ブラウニーとマフィンを食べるなら、やっぱり飲み物も欲しい!! ということで注文したのは、珈琲牛乳。でも、これ580円って、スイーツよりも高いぞ……。むかしお風呂屋さんで飲んだことがあるあの味かな~と思いながらゴクリ。いやいや、とても高級なお味。深みのある珈琲の味わいに、とても不思議な甘味が漂っている。ここには何か秘密があるはず、とスタッフに詳しく聞いてみた。使っているのはブラジル産の豆。この豆を長い時間、シロップに漬けて濃い目の「珈琲シロップ」をつくり、そこに牛乳をイン。シロップそのものが珈琲味! なるほど手が掛かっているだけに、この深みとコクが生まれる訳ね。値段も納得。
軽井澤ソフトクリーム:白樺ミルク 500円、牧場ブラック 650円
どうしても冷たいスイーツが食べたくなり、Orange Cafeの「軽井澤ソフトクリーム」へ。どうやら、みんな考えることは同じようで、お店の前にはかなり長蛇の列。ここのメインは店名にもあるようにソフトクリームで、「牧場ブラック」と「白樺ミルク」が二枚看板になっている。どっちにしようかな?? と、迷ってしまう。結局、ふたつとも注文。
手渡されたソフトクリームは、濃厚ミルクのホワイトにチョコのブラウン。うん、おいしそう。もらったそばからトロリととろけてしまうこの暑さ。暑さなんかに負けてなるものかと、パクリを頬張ってみた。
まずは、白樺ミルク。牧場直送のフレッシュミルクを使っているだけに、深くもさわやかなミルクの味わいが舌に残る。しかも、甘過ぎずに素材そのものの味わいが存分に楽しめる。
もうひとつの牧場ブラックは、白樺ミルクをまるごとチョコレートでコーティング。チョコは甘すぎず、むしろちょこっとビター味。ギラギラ太陽のせいで、チョコもあっという間にとけてくるので、急いで食べる。夏の暑さは気が急いてしまって好きではないけれど、この暑さがあればこそのソフトクリームの味。うん、ヨシとしましょ。
ちなみに白樺ミルクのほうは、コーンかカップを選べるので、“とろけ”対策としても、暑い日はカップがおすすめ。
フジロックは場所の雰囲気も含めて、フェス飯を楽しめるってことがきっと美味しさの秘訣なのかも。森の中で食べたり、オシャレにライトアップされたところで食べたり。
そんな癒しの空間といい音楽を聞きながら、スイーツを食べる! ほんと至福の空間だったな。
<text・photo=HAL>
FUJI ROCK FESTIVAL '23
日時:2023年7月28日(金)〜30日(日)
会場:苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com
そんな暑さのなか、HALの癒しといえばやっぱりスイーツ! 最近のフェススイーツはめちゃめちゃ進化していて、オシャレカフェと同じものが食べられる。そんなスイーツラインナップを紹介していこう。
CAMP SITE
新感覚のぜいたくパフェでフェス飯を満喫OIMOcafe:おいもパフェ 1,000円
フェスでパフェ!? なんて斬新なアイデアだろうと思いつつ、1,000円か……と少しだけ勇気がいる値段かも。でも、メニューを見ると11種類もの素材が入っているようで、見た目もかなり本格的。ここは期待を掛けて「おいもパフェ、ひとつお願いします!」と注文をしてみる。
と、商品到着。おおぉ~思わず声が出る。11層もの素材がぎっしりと詰まって、ボリューム満点。中身はおいもケーキ、クッキー、バニラアイス、芋焼酎クリーム、スポンジ、マスカルポーネ、大学芋、パフ、バタークリーム、おいもあん、干し芋入りグラノーラ。これでもかという具合に、おいしいもののオンパレード。
その “並び” も重要なポイントで、まずは、おいもケーキのしっとり感と クッキーのサクサク感、そこにバニラアイスの冷んやり感が加わり、絶妙なバランス。大学芋でほっこりとしていると、その先には、ん? 濃いお酒の味がすると思いきや、なんと芋焼酎のクリームが! なんだ、この大人の味は。さらに、おいもあんの甘さが混ざり合って、なかなかほかでは味わえない感覚。そしてラストには、カリカリのナッツがアクセントになっている干し芋入りグラノーラ。これがいい塩加減で、おどろきの連続をちゃんとまとめてくれている。うん、全員主役だね。1,000円も納得の値段。
OIMOcafe
埼玉県の川越で江戸時代から320年続くおいも農家のカフェが冷たい焼き芋を作りました。 素材そのものの自然な甘さで、子供から大人まで楽しめる、栄養たっぷりの冷たいスイーツを是非お楽しみください!!
埼玉県の川越で江戸時代から320年続くおいも農家のカフェが冷たい焼き芋を作りました。 素材そのものの自然な甘さで、子供から大人まで楽しめる、栄養たっぷりの冷たいスイーツを是非お楽しみください!!
PYRAMID GARDEN
ノスタルジックな空間でスイーツ三昧PYRAMID COFFEE STAND:チョコブラウニー 450円、あんこクリームチーズマフィン 450円、珈琲牛乳 580円
PYRAMID COFFEE STANDを運営しているのは代々木八幡にある名店 “Little Nap coffee stand” 。メニューでとくに目を引いたのは、チョコブラウニーにあんこクリームチーズマフィン。このボリュームはなんなんだ! ちょっと目にしただけでも得られる満足感。ぜったい、おいしいに決まってる。
チョコブラウニーのキーワードは「濃厚」と「ソルティ」。コーティングされたチョコは、舌の上でとろりと溶けるビター味。そこに塩がまぶしてあるようで、チョコ本来の甘さもうまく引き出してくれている。
あんこクリームチーズマフィンは、あんこの甘味とクリームチーズの塩味の絶妙な組み合わせが口元をゆるませる。ひとつに混ざり合ったクリームになっているのかなと思いきや、ふたつに割ると、あんことクリームチーズの塊がゴロっと二層に。たいていの大ぶりのマフィンはパサパサとしてしまうものだけど、このマフィンはしっかりしっとり。この口あたりもポイントのひとつ。
ブラウニーとマフィンを食べるなら、やっぱり飲み物も欲しい!! ということで注文したのは、珈琲牛乳。でも、これ580円って、スイーツよりも高いぞ……。むかしお風呂屋さんで飲んだことがあるあの味かな~と思いながらゴクリ。いやいや、とても高級なお味。深みのある珈琲の味わいに、とても不思議な甘味が漂っている。ここには何か秘密があるはず、とスタッフに詳しく聞いてみた。使っているのはブラジル産の豆。この豆を長い時間、シロップに漬けて濃い目の「珈琲シロップ」をつくり、そこに牛乳をイン。シロップそのものが珈琲味! なるほど手が掛かっているだけに、この深みとコクが生まれる訳ね。値段も納得。
PYRAMID COFFEE STAND
極上の空間を提供するにはなくてはならないとびっきりのコーヒーと焼き菓子。東京・代々木公園の横でミュージックラバーが集まるLittle Nap COFFEE STANDが至福の一杯を提供いたします。
極上の空間を提供するにはなくてはならないとびっきりのコーヒーと焼き菓子。東京・代々木公園の横でミュージックラバーが集まるLittle Nap COFFEE STANDが至福の一杯を提供いたします。
ORANGE CAFÉ
牛乳のおいしさがそのままソフトクリームに!軽井澤ソフトクリーム:白樺ミルク 500円、牧場ブラック 650円
どうしても冷たいスイーツが食べたくなり、Orange Cafeの「軽井澤ソフトクリーム」へ。どうやら、みんな考えることは同じようで、お店の前にはかなり長蛇の列。ここのメインは店名にもあるようにソフトクリームで、「牧場ブラック」と「白樺ミルク」が二枚看板になっている。どっちにしようかな?? と、迷ってしまう。結局、ふたつとも注文。
手渡されたソフトクリームは、濃厚ミルクのホワイトにチョコのブラウン。うん、おいしそう。もらったそばからトロリととろけてしまうこの暑さ。暑さなんかに負けてなるものかと、パクリを頬張ってみた。
まずは、白樺ミルク。牧場直送のフレッシュミルクを使っているだけに、深くもさわやかなミルクの味わいが舌に残る。しかも、甘過ぎずに素材そのものの味わいが存分に楽しめる。
もうひとつの牧場ブラックは、白樺ミルクをまるごとチョコレートでコーティング。チョコは甘すぎず、むしろちょこっとビター味。ギラギラ太陽のせいで、チョコもあっという間にとけてくるので、急いで食べる。夏の暑さは気が急いてしまって好きではないけれど、この暑さがあればこそのソフトクリームの味。うん、ヨシとしましょ。
ちなみに白樺ミルクのほうは、コーンかカップを選べるので、“とろけ”対策としても、暑い日はカップがおすすめ。
軽井澤ソフトクリーム
牧場直送のフレッシュミルクのおいしさを、そのままソフトクリームにしました。味わいはリッチなのに甘すぎないから罪悪感ゼロ。深煎りコーヒーと一緒にどうぞ!
牧場直送のフレッシュミルクのおいしさを、そのままソフトクリームにしました。味わいはリッチなのに甘すぎないから罪悪感ゼロ。深煎りコーヒーと一緒にどうぞ!
フジロックは場所の雰囲気も含めて、フェス飯を楽しめるってことがきっと美味しさの秘訣なのかも。森の中で食べたり、オシャレにライトアップされたところで食べたり。
そんな癒しの空間といい音楽を聞きながら、スイーツを食べる! ほんと至福の空間だったな。
<text・photo=HAL>
FUJI ROCK FESTIVAL '23
日時:2023年7月28日(金)〜30日(日)
会場:苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com