フェス飯クラブ

現地レポート

スポーツ観戦だってフェスなんだ!茨城のラヲタ歓喜のラーメンを追っかけてJリーグ開幕戦・スタグルフェスに行ってみた。

2023.02.25
スポーツ観戦だってフェスなんだ!茨城のラヲタ歓喜のラーメンを追っかけてJリーグ開幕戦・スタグルフェスに行ってみた。

初めまして、こんにちは。Shimotsuma FREEpER(しもつまフリーパー)編集長の堀田です。
普段は、茨城県の下妻市という東京から車で行っても電車で行ってもしっかり2時間半かかる地方都市で「下妻のいいところを見える化するフリーペーパー」を作っています。

働くモチベを上げるためにフェスに行くのか、フェスに行くために働くのかという自問自答を繰り返し、気づいたら脱サラして自分の時間を全部フェスみたいなモチベでいるために関東平野広がる茨城県下妻市に移住しておりました。

そんな私の大好きな下妻に、「ドラゴンラーメン」というちょっと斜め上を行くラーメン屋さんがあります。



このドラゴンラーメンさん、地元ではちょっと名の知れたラーメン屋さんで、昔ながらの醤油ラーメンから、「デビルドラゴン」という名前を聞いただけで「絶対それヤバいだろう」という直感が働いてしまう辛いラーメンまで、幅広いメニューを提供しています。
しかもどれもしっかり美味しくて、ラーメンオタク(通称ラヲタ)のファンが多いことでも有名です。
(YouTubeで「デビルドラゴン」で検索してみると、いろんな大食いYouTuberが汗だくで辛いラーメンを悶絶しながら食べている姿が見つかります。)

それでもって、いかに斜め上を行っているかというと、
お店の常連の「イバラッパー」とコラボして「ドラゴンラーメンのテーマ」を作ったり・・・
DJあり焚き火ありのナイトイベントを企画したり・・・
ついには店主自身がYouTubeチャンネルを始めちゃったり・・・

と、店主の荒井さんの直感で何でもやっちゃうドラゴンラーメンさんは、「ラーメンが美味しい」ってことだけに止まらない、「店主の生き様を見せつける、エンターテイメント体験」でもあるのです!

こちらは、ナイトイベント「ドラゴンナイト」の様子

前置きが長くなりましたが、そんなドラゴンラーメンさんがJリーグのシーズン開幕イベントとして、全国にあるJリーグのスタジアムグルメを一挙に集める「スタグルフェス」で、水戸ホーリーホックの代表として出場するというではありませんか!

地元の勇姿をこの目で見たい・・・
果たして、ドラゴンラーメンは、東京でもドラゴンであり続けているのか!?
それを確かめたくて、スタグルフェスまで「追っかけ飯」をしに行った模様をレポートしたいと思います。

国立競技場横の東京体育館前広場は、スタグル目当にたくさんの人で賑わっていました。
サポーターじゃない人も結構いる?



スタグルフェスでの購入は、スペースに対して人が密集しているので、最後尾がわかるように並んだら「最後尾パネル」を持って並ぶスタイルになっていました。
パネルを受け取ったら「お、おっし、食べるのだ。注文するのだ・・・」という実感が湧いてきます。

今回、一緒に行ってくれた友人家族。パネルを持つだけでなんかニヤニヤするのはなぜ?

おおー!ドラゴンさんメンバーが、国立競技場にいるー!なんか不思議!



スタグルフェス、めちゃくちゃ並んでて忙しそうだったので、挨拶もそここそに、早速水戸ホーリーホックのスタグル代表として出している「濃厚鶏そばレモンのチカラ」を注文しました!

パッと見からレモンの存在感強めのビジュアル。
カフェっぽいクラフトカップに入った中身は、ラーメンだけど黄色が映えてなんか可愛いくてオシャな感じが漂っています。


麺をすくってみると、どろっと感強めの濃厚な鶏白湯スープをしっかり纏った細麺が現れます。
濃厚って謳ってるだけあってしっかり濃い。
スタグルだと外で食べたり移動することも多いので、少しどろっとしてもらえている方が安定感が増すのでありがい。(そこまで計算してる?)


食べた感想は・・・
濃いスープだけどストレートな細麺なのでスルスルスル〜と食べ進められる!一口めから美味しい〜!!
そして、攻めた濃厚スープがドンとやってきたあと、その味をサポートするようにスッキリ爽やかな強めのレモンが駆け上がってくる!
「むむ!こ、これが、レモンのチカラか〜!!」(ぜひ、声に出して言ってほしい)

これは最初に「レモンのチカラ」って言われなかったら、レモンの仕事っぷりに驚くかもしれません。
そんな「チカラ〜力〜」(英語ではPower?)っていうのを商品名にするあたりセンスを感じます。
麺とかスープとかレモンの表面的な物体を推してんちゃいますからね。皆が知ってる酸っぱいレモン自身の潜在能力を感じろ!ってことですからね。笑。
まさしく、これから戦いに挑むスタグル飯に相応しい一杯。

ちなみにレモンのチカラ、実は店舗では食べられないキッチンカーだけの特別メニューだそうです。
こういう出会いもフェス飯、スタグル飯の醍醐味ですね。
いつも知っているお店でもわざわざ足を運んだだけの甲斐があります!

ドラゴンラーメン店主の荒井さん、スタッフの皆さん、お忙しい中ありがとうございました!!

と、今回はかなり個人的な思い入れ強めのレポートになってしまいましたが、
きっと誰にでも、
地元で昔から通っているあのお店がフェスに出ていて妙に誇らしかったり、
1年ぶりに食べるあのフェス飯が今年も食べたい!と思ってフェス会場を探したり、
フェス飯で出会ったお店の実店舗に行くために少し旅の足を伸ばしてみたり・・・
と、フェスの飯を食ったからこそ生まれる体験や思い出があると思うのです。

そんな、フェス飯に魅せられて、今年は音楽や人が作り上げるハッピーなフェス空間で食べるフェス飯の魅力や、フェス飯から繋がる人との交流などを沢山レポートしていきたいと思います!

これからどんな出会いが生まれるか、どうぞお楽しみに〜!!

堀田 陽子
堀田 陽子

茨城県下妻市の言葉で伝えづらい居心地の良さを見える化するフリーペーパー「Shimotsuma FREEpER(しもつまフリーパー)」の編集長をやっています。フェスで飲んだあのビール、あの飯のおいしさが忘れられないから、また今日も頑張ってしまうのです。

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