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一祭一麺。FRUEで旬の走りをパスタでいただく
もちろん年齢も関係しているのだけど、普段でも、重いものを食べたいとはあまり思わない。ライブが常に身近にあるフェスならなおさらで、食べ過ぎで動きたくないという状況は避けたい。軽く食べられるという点においては、やっぱり麺がその筆頭なのだろう。一日一麺ならぬ “一祭一麺” 。ラーメンや焼きそばは日本の「祭り飯」の王道だし、フォーやうどんなどフェスでもいろんな種類の麺が食べられる。寒くなってから、暖かいスープで元気を取り戻したという経験も少なくない。
FESTIVAL de FRUEにも、いろんな麺メニューがラインナップされていた。ラーメン、担々麺、にゅう麺、手打ちそば……。FRUEはこだわりのフードばかりだから、どれも食べてみたくなってしまう。このなかで、今回選択した一祭一麺はSinplesのパスタ。パスタは作るのに手間がかかるのか、フェス飯で見かけることはほとんどないように思う。
Simples:シラスと浜名湖青のりパスタ 800円
同じSimplesのボロネーゼタリアテッレと、南マグロとケッパーのショートパスタも気になったけど、「浜名湖青のり」にそそられた。シラスの塩味がアクセントになって、青のりの甘さとのバランスが絶妙だ。作り置きではなく、注文がはいってからフライパンでまとめられていく。作りたての熱々のパスタ。シンプルであっさりしているのだけど、食べることの幸せを感じさせてくれたメニューだった。これだったらフェスではなくとも食べたいし、来年のFRUEでも食べたいと思う。写真では分かりにくいけれど、量も少ないっていうわけではなかったし。
浜名湖青のりが気になって、フェスから戻ってきて調べてみた。鮮やかな緑色と特有の強い磯の香りが特徴で、うなぎの養殖よりも歴史が古い。養殖された青のりの採取は11月から翌年の4月まで。つまり今の時期が旬の走りだ。旬のものをその土地でいただく。おいしくないわけはないよね。
このパスタをいただいたのは2日目の午後。いわゆる食事どきには行列になっていた。食べたいものが決まったら時間をずらす。初日の呑みメニューでもSimplesのソーセージをピックアップしたけど、聞いたらSimplesは静岡ではかなり名の通った名店で、しかもおまかせコースしかないレストランなのだという。こういうレストランが出店しているのも、FRUEの魅力の深さなのだろう。
<text・photo=菊地 崇>
FESTIVAL de FRUE 2022
日時:2022年11月5日(土)6日(日)
会場:つま恋リゾート彩の郷
https://festivaldefrue.com/2022/
FESTIVAL de FRUEにも、いろんな麺メニューがラインナップされていた。ラーメン、担々麺、にゅう麺、手打ちそば……。FRUEはこだわりのフードばかりだから、どれも食べてみたくなってしまう。このなかで、今回選択した一祭一麺はSinplesのパスタ。パスタは作るのに手間がかかるのか、フェス飯で見かけることはほとんどないように思う。
Simples:シラスと浜名湖青のりパスタ 800円
同じSimplesのボロネーゼタリアテッレと、南マグロとケッパーのショートパスタも気になったけど、「浜名湖青のり」にそそられた。シラスの塩味がアクセントになって、青のりの甘さとのバランスが絶妙だ。作り置きではなく、注文がはいってからフライパンでまとめられていく。作りたての熱々のパスタ。シンプルであっさりしているのだけど、食べることの幸せを感じさせてくれたメニューだった。これだったらフェスではなくとも食べたいし、来年のFRUEでも食べたいと思う。写真では分かりにくいけれど、量も少ないっていうわけではなかったし。
浜名湖青のりが気になって、フェスから戻ってきて調べてみた。鮮やかな緑色と特有の強い磯の香りが特徴で、うなぎの養殖よりも歴史が古い。養殖された青のりの採取は11月から翌年の4月まで。つまり今の時期が旬の走りだ。旬のものをその土地でいただく。おいしくないわけはないよね。
このパスタをいただいたのは2日目の午後。いわゆる食事どきには行列になっていた。食べたいものが決まったら時間をずらす。初日の呑みメニューでもSimplesのソーセージをピックアップしたけど、聞いたらSimplesは静岡ではかなり名の通った名店で、しかもおまかせコースしかないレストランなのだという。こういうレストランが出店しているのも、FRUEの魅力の深さなのだろう。
<text・photo=菊地 崇>
FESTIVAL de FRUE 2022
日時:2022年11月5日(土)6日(日)
会場:つま恋リゾート彩の郷
https://festivaldefrue.com/2022/