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那須ハイランドパークで初開催されたEN FESでスパイスカレーをチョイス
「初」に、なぜか心が動かされてしまう。初めて行く場所で初めての体験をすること。未知だからこそのドキドキワクワク。ネットで調べれば、多くのことが情報として事前にわかってしまう。だからこそ、手探りする感覚を久しぶりに味わいたくなる。10月28日から30日に、那須ハイランドパークで初開催された「EN FES」は、そんな感覚を持って参加してきた。
「EN FES」でのフード&マーケットエリアはふたつ。ひとつが遊園地のメインストリートと呼んでいい場所。このエリアは、フェス参加者だけではなく遊園地に遊びに来た人も買ったり食べたりできる場所だった。もうひとつがDJがノンストップで音をつないでいくダンスエリアのフォレストステージ。木々に囲まれたこの場所では、フロアにフード&マーケットが並んでいた。
何を食べようか。何が食べたいか。ふたつのエリアを行き来して決めたのが「カレー」。ここ数年は、巷でもスパイスカレーが人気を集めている。小さめのフェスでもその流れはあって、スパイスカレーの出店も多くなってきている。フェスに限ったことではないけれど、それぞれのお店のどのカレーにも特徴があり、食べて「失敗したぁ」ってことがあまりない。3日間で3つのカレーを食べたカレー三昧したかったけど、今回は2つのみ。
アンノン珈琲:麻辣カレー 1,000円
フォレストステージに出店していた「アンノン珈琲」。お店の名前の通り、自然栽培された豆を使っての自家焙煎の珈琲がメイン。お店全体から感じられる雰囲気も「ここなら間違いない」と思わせてくれた。フォーも気になったけれど、今回のフェス飯の一発目ということもあり、スパイスカレーを選択。アンノン珈琲のカレーは麻辣カレー。
最初に口にしたときには、ガツンと山椒の風味(麻味)が来た。そして徐々にじんわりと唐辛子の辛味(辣味)が蔓延していく。麻辣というと中国料理の味と思ってしまうけれど、このメニューはしっかりカレーであり、カレーの奥にピリリとした麻辣が加わっているという感じだ。お米はジャスミンライス。お店の方に、「付け合わせも一緒に混ぜてください」とアドバイスされ、半分くらい食べたところで混ぜ飯に。全体を支配していた麻辣感が野菜でオブラートされたのか、まろやかなメニューに変わっていった。味変というまでではないけれど、ひとつのメニューでふたつの味を楽しめたような満足感があった。
さやかぁちゃん食堂:南インドカレー 1,000円
メインストリートには、何軒もカレーをフィーチャーしたお店が並んでいた。そのなかで選んだのが「さやかぁちゃん食堂」。ここに決めたのは「子どもも食べられるスパイスカレー」と書かれていたこと。話を聞いたら、スパイスカレーではあるのだけど辛味のあるスパイスは使ってないという。
ルーはココナッツミルクの独特な甘さが支配している。確かに辛味がなく、そこが好みの分かれるところかもしれない。考えてみたら、南インド料理のサンバル(豆と野菜のカレー)はそれほど辛くはない。スパイスカレー=刺激だけじゃないっていうことを感じさせてくれるメニューだ。濃厚でありながらもまろやかな味。ご飯はバスマティライス。炊くと水分が多くてもちもちした食感のジャポニカ種(いつも食べている白米)とは違って、粘り気が少なくてパサパサしていることでお腹への負担が少ないのか、食後の休憩みたいな時間は要らない感じがあった。すぐに遊びに行けること。これもフェス飯としては重要なポイントに違いない。
<text・photo=菊地 崇>
EN FESTIVAL 2022
日時:2022年10月28日(金)〜20日(日)
会場:那須ハイランドパーク
https://en-fes.com
「EN FES」でのフード&マーケットエリアはふたつ。ひとつが遊園地のメインストリートと呼んでいい場所。このエリアは、フェス参加者だけではなく遊園地に遊びに来た人も買ったり食べたりできる場所だった。もうひとつがDJがノンストップで音をつないでいくダンスエリアのフォレストステージ。木々に囲まれたこの場所では、フロアにフード&マーケットが並んでいた。
何を食べようか。何が食べたいか。ふたつのエリアを行き来して決めたのが「カレー」。ここ数年は、巷でもスパイスカレーが人気を集めている。小さめのフェスでもその流れはあって、スパイスカレーの出店も多くなってきている。フェスに限ったことではないけれど、それぞれのお店のどのカレーにも特徴があり、食べて「失敗したぁ」ってことがあまりない。3日間で3つのカレーを食べたカレー三昧したかったけど、今回は2つのみ。
アンノン珈琲:麻辣カレー 1,000円
フォレストステージに出店していた「アンノン珈琲」。お店の名前の通り、自然栽培された豆を使っての自家焙煎の珈琲がメイン。お店全体から感じられる雰囲気も「ここなら間違いない」と思わせてくれた。フォーも気になったけれど、今回のフェス飯の一発目ということもあり、スパイスカレーを選択。アンノン珈琲のカレーは麻辣カレー。
最初に口にしたときには、ガツンと山椒の風味(麻味)が来た。そして徐々にじんわりと唐辛子の辛味(辣味)が蔓延していく。麻辣というと中国料理の味と思ってしまうけれど、このメニューはしっかりカレーであり、カレーの奥にピリリとした麻辣が加わっているという感じだ。お米はジャスミンライス。お店の方に、「付け合わせも一緒に混ぜてください」とアドバイスされ、半分くらい食べたところで混ぜ飯に。全体を支配していた麻辣感が野菜でオブラートされたのか、まろやかなメニューに変わっていった。味変というまでではないけれど、ひとつのメニューでふたつの味を楽しめたような満足感があった。
Unknown CoffeeTRUCK
コーヒー・チャイ・ジンジャーエール・ガパオライス
コーヒー・チャイ・ジンジャーエール・ガパオライス
さやかぁちゃん食堂:南インドカレー 1,000円
メインストリートには、何軒もカレーをフィーチャーしたお店が並んでいた。そのなかで選んだのが「さやかぁちゃん食堂」。ここに決めたのは「子どもも食べられるスパイスカレー」と書かれていたこと。話を聞いたら、スパイスカレーではあるのだけど辛味のあるスパイスは使ってないという。
ルーはココナッツミルクの独特な甘さが支配している。確かに辛味がなく、そこが好みの分かれるところかもしれない。考えてみたら、南インド料理のサンバル(豆と野菜のカレー)はそれほど辛くはない。スパイスカレー=刺激だけじゃないっていうことを感じさせてくれるメニューだ。濃厚でありながらもまろやかな味。ご飯はバスマティライス。炊くと水分が多くてもちもちした食感のジャポニカ種(いつも食べている白米)とは違って、粘り気が少なくてパサパサしていることでお腹への負担が少ないのか、食後の休憩みたいな時間は要らない感じがあった。すぐに遊びに行けること。これもフェス飯としては重要なポイントに違いない。
さやかぁちゃん食堂
南インドチキンカレーとチャイを販売します!さやかぁちゃん食堂です。さやかぁちゃん食堂の南インドカレーは唐辛子などの辛味、バター、化学調味料などを使用せず、ココナッツミルクとスパイスで濃厚に仕上げたやみつきになるカレーです。辛味を使ってないので辛いのが苦手な方やお子様にも美味しく食べていただけます。うちの娘も一歳から食べています♪是非一度召し上がってください。
南インドチキンカレーとチャイを販売します!さやかぁちゃん食堂です。さやかぁちゃん食堂の南インドカレーは唐辛子などの辛味、バター、化学調味料などを使用せず、ココナッツミルクとスパイスで濃厚に仕上げたやみつきになるカレーです。辛味を使ってないので辛いのが苦手な方やお子様にも美味しく食べていただけます。うちの娘も一歳から食べています♪是非一度召し上がってください。
<text・photo=菊地 崇>
EN FESTIVAL 2022
日時:2022年10月28日(金)〜20日(日)
会場:那須ハイランドパーク
https://en-fes.com