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フジロック2022! HALの勝手にフェス飯ランキング
名だたるフェスのなかで国内最大級の規模をもつフジロック。もちろんフェス飯のバリエーションも豊富。全10ヶ所のフードエリアに、さまざまなフェス飯がずらっと並んでいるんです。そんななかから、5店舗を選んでランキングにしろと……。ムリだよぅ……。
でも選べというからには個人的な見解と、贔屓と、味で! 選びましょう。
ということで、肉食女子? HALのフジロックフェス飯ランキングの開催でーす。
どうしよう、やっぱりエビ好きには外せないのかな。めっちゃノーマークだったのに、たまたま友達が買ってきてくれた「ガーリックシュリンプ」がめちゃうまだった件。写真も物しか撮ってないし、どんな外観のお店かもわからないけど、でもおいしかったんだもん。あとで調べてみると、ソースにはトロピカルフルーツが使われているらしい。なるほど。
「ガーリックシュリンプ」って、たまに全部に殻がついているパターンもあるけど、ここのは尻尾のみ。それも結構な大ぶりのエビちゃん♪ そこへソースをすくえるように付いているエビせん。食べやすいしナイスじゃないですか。来年も出店してくれるなら、ぜひともちゃんと行きます!
ここの「台湾まぜそば」を知らない人はいないんじゃないかな。なので私はもう感想のみです。安定の味、変わらない味、安心する味です。
そもそも「台湾まぜそば」というものを知ったのは何年か前のフジロックでした。当時はまだ場外というエリアにあって、夜帰る前のお客さんや、パレスではしゃいだお客さんがクールダウンしている場所にお店があったな。最後にお腹を満たして行こうっていうときに食べたのを覚えています。辛いのが苦手な私はちょっとビビりながら食べたんだけど、「ヤバイうまい!」っていうのが衝撃だったな。
そして今回も食べたわけだけど、やっぱり変わらなくて、肉味噌の味と染みたチャーシューの味がちがうのにケンカしていなくて、そこに温泉卵がまろやかにしてくれるんですよ。ネギニラがまたアクセントになっている。昔は珍しかった汁なしの麺もいまやポピュラーだけど、“まぜそば” の名前のとおり、すべてをまぜていくのが美味しいところよね。
やっぱりここは外せない。去年食べて衝撃をうけたピザ、NISEKO PIZZAのマルゲリータ。
ここの特徴はなんといっても、その目の前に鎮座する巨大な窯でしょ。北海道の倶知安から運ばれてくる11tもある大きな窯は5分で焼き上げることが可能。焼きあがったピザ生地の耳はもちもちなのに重たくはなく、カリっとしていて、甘味のある生地。マルゲリータのトマトソースもしつこくはなく、そしてガツンとくるチーズがたまらない美味しさを引き立てています。今回はクワトロフォルマッジも食べましたが、4種類もチーズを使っているのにそこまでしつこくない。あと掛けのバジルオイルが風味をだしていて、これまた美味。値段は2,000円台とお高めですが、そこまで出してもいいと思えるほどのボリュームがあるのも特徴です。シェアして食べても満足感のあるそんなピザ! アツアツをその場で、なんなら隣にあるビジョンでフジロック配信をみながら食べるのもオススメ~。
AVALON FIELDは、隣にハンモックの森があり、ホワイトステージから流れてくる音楽を聞きながらのんびり過ごせる場所。ここでいただいたのは、たっぷり生ハムのサンドイッチ。ワインバルのお店ならではというか、ほかのフードもワインに合うラインナップになっています。その場で切る生ハムがこれでもかとたっぷりのっていて、生ハム好きにはたまらない見栄え。パンはバゲッドをカリっと焼いていて、ボリュームがあり、オリーブオイルがかかっているのでいいアクセントになっている。それが600円ってのもまたおどろき!
一緒にいただいたリモンチェッロソーダが爽やかな爽快感でさっぱりとさせてくれた。それをこのロケーションで食べるってのがまたいいよね~♪ フェス飯ならではの贅沢感が味わえました。
行く前からこれを食べようと思っていたのが「いちごけずり」。昨年はオレンジカフェエリアにあったんだけど、今年はOASISエリアに出店。もちろんいつも混んで並んでいる。それがたまたまのタイミングで空いていたので、食べたわけですよ。
ああ、この味って。でもね、ちょうど雨に降られたあとで、そこまで暑くなくて……。けずったフレッシュな冷凍イチゴと、エスプーマの生クリームがナイスマッチングってまで思えなかったんだなー。やっぱり、フェス飯はそのときの体感も大切なんだね。めっちゃ暑くて、食べたいってときに並ぶから美味しさも倍増するんだろうな。いやでも美味しかったよ。来年も絶対食べる!
オレンジカフェエリアで外せないのは、やっぱりココのラムチョップでしょ。肉ラバーにとっては夢のかぶりつき商品。ラムといってもぜんぜんクセはなく、やわらかくてジューシー。タレ漬けと書いてあるけど、がっつりタレ味ではなくて肉本来の美味しさを味わえる。骨付きをかぶりつくわけだけど、肉がついているかなっていつまでも探しちゃう。いつももう一本食べたいと思うんだけど……。きっと来年もまたこのフジロックに来ようとテンションを上げてくれる一品なのかも。
今回、たくさんフードを回ったんだけど、じつはいちばんココが並びました。正直、めちゃ暑かったし並ぶのも辟易したけど、いまここで並ばないとまた1年食べられないんだ、って思うとがんばって並ぼうって思っちゃう。そして並んでいる間もスタッフさんが声をかけてくれて、やっと買えたときもおばちゃんが「お待たせしてごめんねー」って言ってくれて、やっぱり並んでよかったって思えた。リアルで人とのふれあいが体感できるってのがフェス飯の醍醐味だよね。
そんなこんなで、HALの勝手にフェス飯ランキングinフジロック編でした。
個人の見解と偏見のランキングなので、ぜひとも来年のフジロックで自身の足と舌でお試しください。外で食べるってサイコーだよ。ではまたー!
<text・photo=HAL>
でも選べというからには個人的な見解と、贔屓と、味で! 選びましょう。
ということで、肉食女子? HALのフジロックフェス飯ランキングの開催でーす。
第5位
サカナバル(OASIS)どうしよう、やっぱりエビ好きには外せないのかな。めっちゃノーマークだったのに、たまたま友達が買ってきてくれた「ガーリックシュリンプ」がめちゃうまだった件。写真も物しか撮ってないし、どんな外観のお店かもわからないけど、でもおいしかったんだもん。あとで調べてみると、ソースにはトロピカルフルーツが使われているらしい。なるほど。
「ガーリックシュリンプ」って、たまに全部に殻がついているパターンもあるけど、ここのは尻尾のみ。それも結構な大ぶりのエビちゃん♪ そこへソースをすくえるように付いているエビせん。食べやすいしナイスじゃないですか。来年も出店してくれるなら、ぜひともちゃんと行きます!
第4位
長城菜館(Yellow Cliff)ここの「台湾まぜそば」を知らない人はいないんじゃないかな。なので私はもう感想のみです。安定の味、変わらない味、安心する味です。
そもそも「台湾まぜそば」というものを知ったのは何年か前のフジロックでした。当時はまだ場外というエリアにあって、夜帰る前のお客さんや、パレスではしゃいだお客さんがクールダウンしている場所にお店があったな。最後にお腹を満たして行こうっていうときに食べたのを覚えています。辛いのが苦手な私はちょっとビビりながら食べたんだけど、「ヤバイうまい!」っていうのが衝撃だったな。
そして今回も食べたわけだけど、やっぱり変わらなくて、肉味噌の味と染みたチャーシューの味がちがうのにケンカしていなくて、そこに温泉卵がまろやかにしてくれるんですよ。ネギニラがまたアクセントになっている。昔は珍しかった汁なしの麺もいまやポピュラーだけど、“まぜそば” の名前のとおり、すべてをまぜていくのが美味しいところよね。
第3位
NISEKO PIZZA by La Andy(Yellow Cliff)やっぱりここは外せない。去年食べて衝撃をうけたピザ、NISEKO PIZZAのマルゲリータ。
ここの特徴はなんといっても、その目の前に鎮座する巨大な窯でしょ。北海道の倶知安から運ばれてくる11tもある大きな窯は5分で焼き上げることが可能。焼きあがったピザ生地の耳はもちもちなのに重たくはなく、カリっとしていて、甘味のある生地。マルゲリータのトマトソースもしつこくはなく、そしてガツンとくるチーズがたまらない美味しさを引き立てています。今回はクワトロフォルマッジも食べましたが、4種類もチーズを使っているのにそこまでしつこくない。あと掛けのバジルオイルが風味をだしていて、これまた美味。値段は2,000円台とお高めですが、そこまで出してもいいと思えるほどのボリュームがあるのも特徴です。シェアして食べても満足感のあるそんなピザ! アツアツをその場で、なんなら隣にあるビジョンでフジロック配信をみながら食べるのもオススメ~。
第2位
ナチュラルワインと旨いもん屋 goffo(AVALON FIELD)AVALON FIELDは、隣にハンモックの森があり、ホワイトステージから流れてくる音楽を聞きながらのんびり過ごせる場所。ここでいただいたのは、たっぷり生ハムのサンドイッチ。ワインバルのお店ならではというか、ほかのフードもワインに合うラインナップになっています。その場で切る生ハムがこれでもかとたっぷりのっていて、生ハム好きにはたまらない見栄え。パンはバゲッドをカリっと焼いていて、ボリュームがあり、オリーブオイルがかかっているのでいいアクセントになっている。それが600円ってのもまたおどろき!
一緒にいただいたリモンチェッロソーダが爽やかな爽快感でさっぱりとさせてくれた。それをこのロケーションで食べるってのがまたいいよね~♪ フェス飯ならではの贅沢感が味わえました。
番外編
リトルジュースバー(OASISエリア)行く前からこれを食べようと思っていたのが「いちごけずり」。昨年はオレンジカフェエリアにあったんだけど、今年はOASISエリアに出店。もちろんいつも混んで並んでいる。それがたまたまのタイミングで空いていたので、食べたわけですよ。
ああ、この味って。でもね、ちょうど雨に降られたあとで、そこまで暑くなくて……。けずったフレッシュな冷凍イチゴと、エスプーマの生クリームがナイスマッチングってまで思えなかったんだなー。やっぱり、フェス飯はそのときの体感も大切なんだね。めっちゃ暑くて、食べたいってときに並ぶから美味しさも倍増するんだろうな。いやでも美味しかったよ。来年も絶対食べる!
第1位
下町バルながおか屋(ORANGE CAFÉ)オレンジカフェエリアで外せないのは、やっぱりココのラムチョップでしょ。肉ラバーにとっては夢のかぶりつき商品。ラムといってもぜんぜんクセはなく、やわらかくてジューシー。タレ漬けと書いてあるけど、がっつりタレ味ではなくて肉本来の美味しさを味わえる。骨付きをかぶりつくわけだけど、肉がついているかなっていつまでも探しちゃう。いつももう一本食べたいと思うんだけど……。きっと来年もまたこのフジロックに来ようとテンションを上げてくれる一品なのかも。
今回、たくさんフードを回ったんだけど、じつはいちばんココが並びました。正直、めちゃ暑かったし並ぶのも辟易したけど、いまここで並ばないとまた1年食べられないんだ、って思うとがんばって並ぼうって思っちゃう。そして並んでいる間もスタッフさんが声をかけてくれて、やっと買えたときもおばちゃんが「お待たせしてごめんねー」って言ってくれて、やっぱり並んでよかったって思えた。リアルで人とのふれあいが体感できるってのがフェス飯の醍醐味だよね。
そんなこんなで、HALの勝手にフェス飯ランキングinフジロック編でした。
個人の見解と偏見のランキングなので、ぜひとも来年のフジロックで自身の足と舌でお試しください。外で食べるってサイコーだよ。ではまたー!
<text・photo=HAL>