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オーガニックシティ=木更津のフェスで出会ったオーガニックな味。
東京湾を走る東京湾アクアラインの終点の千葉県木更津市。音楽&フェス好きであれば、氣志團が結成された町として、その名を覚えている人も多いだろう。ちなみに氣志團によるフェス「氣志團万博」は、木更津市の隣町にある袖ケ浦海浜公園で行われていた。
人と自然が調和した持続可能な町として次世代に継承していくため、「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(通称:オーガニックなまちづくり条例)が2016年に施行された。オーガニックなまちづくりをフェスという場所のなかで楽しみながら学び、未来につなげていこう。「KISARAZU ORGANIC CITY FESTIVAL」は、そんな思いを持ってスタートしたのだろう。「GLOCAL HAPPINESS」という名前で開催されていた時代と含めると、今年で10回目の開催となる。GLOCALはグローバルとローカルの造語だ。会場は海辺にある潮浜公園。展示、物販、飲食を合わせて100近い出店があった。
子供たちが環境を学べるワークショップ、オーガニック野菜やクラフトのマーケット。ステージでは、千葉県在住の半農半歌手のYaeさん、和太鼓グループGOCOOなどがライブ。フード出店は、食材にこだわったところが多い。
キッチン在来/えだまめ 500円
初めての参加だったので、どんな出店があるのか、まずは場内を一周しようと思って歩きはじめた。一周する前に、思わず足を止めて買ってしまったのがこのえだまめ。木更津の隣町の君津に伝わる在来種のえだまめで、数軒の農家さんが種をつないでいるという。特別な名前が付けられているわけでもないけれど、希少なえだまめであることは確かなのだろう。
スーパーに並んでいるえだまめに比べると、見た目は良くないかもしれない。粒も大きいのがあったり小さいのがあったり。ただ味は、しっかりとしたえだまめと言えばいいのか、香りが豊かで濃い味がした。フェスで在来種の野菜を味わったのが、おそらく今回が初めて。オーガニックシティではえだまめの販売だったけど、キッチンカーでの出店も多い。次に出会ったら、「自社農地や周辺で採れる野菜や果物を使った地域のおいしい!」お弁当を食してみたい。
こがし焼きそば三ツ星/二ツ星定番 650円
焼きそばも、いろんな特徴がある。このこがし焼きそばも、他では出会いない一品だった。オーガニックオイルを使って鉄板で焼き上げた麺に無添加のソースで味付け。この麺にカリカリの海老がのったものが一ツ星の素焼きそば(500円)。それにキャベツと豚肉がプラスされたのが二ツ星定番焼きそば(650円)。ネギ、ノリ、温卵までフルにのったお店一番のおすすめが三ツ星スペシャル焼きそば(850円)。こがし焼きそばという麺の味を味わいたかったので、定番焼きそばをオーダー。
ソースというよりも醤油に近い味。それが細めのカリカリした麺といい感じにマッチしていた。お店のSNSを見ると「半農半焼きそば屋」と書かれていた。千葉県内で開催されるマルシェやイベントなどへの出店と農家の兼業。オーガニックシティフェスには、出店もオーガニックがそろっていた。
<text・photo=菊地 崇>
KISARAZU ORGANIC CITY FESTIVAL
日時:2024年11月3日(日・祝)
会場:木更津・潮浜公園
https://www.k-organiccity.org/festival/
人と自然が調和した持続可能な町として次世代に継承していくため、「木更津市人と自然が調和した持続可能なまちづくりの推進に関する条例」(通称:オーガニックなまちづくり条例)が2016年に施行された。オーガニックなまちづくりをフェスという場所のなかで楽しみながら学び、未来につなげていこう。「KISARAZU ORGANIC CITY FESTIVAL」は、そんな思いを持ってスタートしたのだろう。「GLOCAL HAPPINESS」という名前で開催されていた時代と含めると、今年で10回目の開催となる。GLOCALはグローバルとローカルの造語だ。会場は海辺にある潮浜公園。展示、物販、飲食を合わせて100近い出店があった。
子供たちが環境を学べるワークショップ、オーガニック野菜やクラフトのマーケット。ステージでは、千葉県在住の半農半歌手のYaeさん、和太鼓グループGOCOOなどがライブ。フード出店は、食材にこだわったところが多い。
キッチン在来/えだまめ 500円
初めての参加だったので、どんな出店があるのか、まずは場内を一周しようと思って歩きはじめた。一周する前に、思わず足を止めて買ってしまったのがこのえだまめ。木更津の隣町の君津に伝わる在来種のえだまめで、数軒の農家さんが種をつないでいるという。特別な名前が付けられているわけでもないけれど、希少なえだまめであることは確かなのだろう。
スーパーに並んでいるえだまめに比べると、見た目は良くないかもしれない。粒も大きいのがあったり小さいのがあったり。ただ味は、しっかりとしたえだまめと言えばいいのか、香りが豊かで濃い味がした。フェスで在来種の野菜を味わったのが、おそらく今回が初めて。オーガニックシティではえだまめの販売だったけど、キッチンカーでの出店も多い。次に出会ったら、「自社農地や周辺で採れる野菜や果物を使った地域のおいしい!」お弁当を食してみたい。
こがし焼きそば三ツ星/二ツ星定番 650円
焼きそばも、いろんな特徴がある。このこがし焼きそばも、他では出会いない一品だった。オーガニックオイルを使って鉄板で焼き上げた麺に無添加のソースで味付け。この麺にカリカリの海老がのったものが一ツ星の素焼きそば(500円)。それにキャベツと豚肉がプラスされたのが二ツ星定番焼きそば(650円)。ネギ、ノリ、温卵までフルにのったお店一番のおすすめが三ツ星スペシャル焼きそば(850円)。こがし焼きそばという麺の味を味わいたかったので、定番焼きそばをオーダー。
ソースというよりも醤油に近い味。それが細めのカリカリした麺といい感じにマッチしていた。お店のSNSを見ると「半農半焼きそば屋」と書かれていた。千葉県内で開催されるマルシェやイベントなどへの出店と農家の兼業。オーガニックシティフェスには、出店もオーガニックがそろっていた。
<text・photo=菊地 崇>
KISARAZU ORGANIC CITY FESTIVAL
日時:2024年11月3日(日・祝)
会場:木更津・潮浜公園
https://www.k-organiccity.org/festival/