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富士山のふもとで地元フェス飯「朝霧JAM」は爽快すぎました!!
朝霧JAMといえば、よくアーティストが口をそろえて言うが、やっぱりロケーションだろう。富士山バーンの眺望に広い野原にテントが並び、その前で座ったり、ステージを前に踊ったり、それぞれの楽しみ方で音楽を聞く。今年の朝霧JAMは天候にも恵まれたから、なおさら爽快だった。
そんな爽快なロケーションにおいて、ごはんが美味しくないはずがない。
レインボーステージ脇には17店の飲食が出店している。地産地消がキーワードとあって、地元出店も多い。そんな気になるお店たちを紹介していこう。
朝霧一帯で車を走らせていると、牧場をよく見かける。牛が多いということは牛乳が豊富ということだ。というのは安直な考えかもしれないけど、だからきっとコレも美味しいはず。牛乳=シチューという発想はきっとどっかのCMの影響かもしれないけど、店舗のネーミングもかわいいよね。
高原のシチュー屋さん/クリームシチュー(ごはんorパンつき) 800円
シチューにごはんは合わないという論争がよくあるけど、私は別にごはんでもOK派です。
でも、今回はパンでいただきました。野菜もたくさん入っていて優しいお味のクリームシチューは牛乳感が感じられます。さすが朝霧牛乳でつくられた味、濃厚でクリーミー甘味もある。パンも美味しくて、シチューをつけて食べるとそりゃまた格別です。やっぱりシチューにはパンかな。
ここのお店にはモー酎というのがあって、朝霧牛乳にお酒が入ったドリンクがある。見た目は、ただの牛乳だけど、ほんとすぐ酔っぱらうから気を付けて。だって、朝霧は高地だから酔いやすいのよ。夜寒くなってきたらホットもできるので、ぜひ試してほしい。
さてお次の地元出店さんは、お店の看板もインパクトのあるネーミング「朝霧高原ジビエ」。
朝霧高原のジビエ鹿肉を出しているお店みたい。店内で焼いている、その塊がめっちゃ目をひきました。朝霧高原鹿肉ということで、ほんとに地産地消ですね。串焼き「KOU」さんに突撃です。
串焼きKOU/鹿骨付き肉 1,200円
メニューにはもちろん鹿肉をつかったメニューがならんでいるけど、串焼きというだけあって、他のお肉もある。ただ......目の前で焼いているソレが気になりすぎて、それも数量限定って書いてあるし。思い切って頼んでみました、鹿骨付き肉1本1,200円です。
ほんとにね、フォルムがマンガ肉なのですよ。骨に肉がついているアレ。それも大きい。
ほんとに鹿の骨なのだなと想像できる大きさと太さ。付いている肉は完全なる赤身肉で、食べ応えも十分ありそう。部位としてはスネ肉なのだそうで、時間をかけてじっくり焼きあげることで、ほろりほろりと肉がはがれるとのこと。それも限定50個だったそう。
あと少しということだったので、午前中には売り切れたかな。箸でも食べられるそのお肉を......やっぱりかぶりついてみたいよね。がぶっと、ひと口。あーこれは肉だわーっていう味わいが楽しめる、塩だけの味付けが邪魔しない味。塩のみの味付けなのに臭みもないし、くせもないので案外あっさりしている。もちろん箸でもホロホロになるのでシェアして食べるとちょうどいいかも。食べ終えたあと、大満足で、その骨をぶんまわしてみましたとさ。
お腹いっぱいになったら、やっぱり別腹のアレも食べたい。
朝霧JAMには1回目から出店されているスイーツのお店「藤太郎」。好きすぎてもしかしたら何度も紹介しちゃっているかもしれないけど、でも美味しいんだもん。
藤太郎さんは「富士山本宮浅間大社」の門前菓子屋として、昭和7年に創業ということで、ほんとはバリバリの老舗和菓子やさんなんだけど、現在の店主が洋菓子をやりたいってことで、洋菓子が売られているそうです。そして、藤太郎さんの野望はこの朝霧JAMのステージに立つことらしい。すごいよね。
ところ狭しとスイーツやパンがたくさんならんでいて、どれにするか悩むところ。どれも朝霧高原の牛乳や卵をつかった商品で地元の旬な食材をつかってのスイーツたち。今回は映える、その場でカットしてつくっていてくれた。季節のフルーツロールケーキをいただいちゃいましょ。
藤太郎/フルーツロールケーキ 700円
ロールケーキはなんども食べたことあったのだけど、フルーツ入りは初めて。
ロールケーキ自体は朝霧高原の卵と練乳入り生クリームでふわふわに焼きあげてあって、その中にクリームがどっさり入っている。その上のフルーツがシャインマスカットといちじくって、なんて豪華なのでしょ。シャインマスカットの甘酸っぱさと爽やかさが、下の生クリームとマッチしていて甘いけど爽やか。いちじくはねっとりとした甘さだからこそ、引き立つロールケーキのスポンジと生クリームのベストマッチ。たくさん食べたあとだったけど、ぺろりといけちゃう。生クリームがそれほど重くないから、なおさらかもね。
あーもう一個いけちゃうかも。いつもは売り切れになることもしばしばだったけど。今回はたくさん用意してくれていたみたい。夕方になっても全種類いっぱいあったよ。
朝霧JAMは地元にこだわったラインナップがたくさん。ほとんどのお店が、朝霧や富士宮で営業している店舗さんが出店してくださっていました。朝霧JAMが好きでなんども出店されている店がたくさんあります。今回のキーワードが「地産地消」ってことだったけど、紹介した朝霧高原の牛乳を使ったお店なんかもそうだよね。ジビエ鹿肉のお店も朝霧高原ジビエ鹿肉のよさを多くの人に知ってもらい、森林や農作物の被害削減につなげたいという思いがある。たくさん消費することで、この朝霧に貢献できることにつながるのかな。
<text・photo=HAL>
IT’S A BEAUTIFUL DAY〜 CAMP IN ASAGIRI JAM’
日時:2024年10月12日(土)13日(日)
会場: 富士山麓 朝霧アリーナ
https://asagirijam.jp/
そんな爽快なロケーションにおいて、ごはんが美味しくないはずがない。
レインボーステージ脇には17店の飲食が出店している。地産地消がキーワードとあって、地元出店も多い。そんな気になるお店たちを紹介していこう。
朝霧一帯で車を走らせていると、牧場をよく見かける。牛が多いということは牛乳が豊富ということだ。というのは安直な考えかもしれないけど、だからきっとコレも美味しいはず。牛乳=シチューという発想はきっとどっかのCMの影響かもしれないけど、店舗のネーミングもかわいいよね。
高原のシチュー屋さん/クリームシチュー(ごはんorパンつき) 800円
シチューにごはんは合わないという論争がよくあるけど、私は別にごはんでもOK派です。
でも、今回はパンでいただきました。野菜もたくさん入っていて優しいお味のクリームシチューは牛乳感が感じられます。さすが朝霧牛乳でつくられた味、濃厚でクリーミー甘味もある。パンも美味しくて、シチューをつけて食べるとそりゃまた格別です。やっぱりシチューにはパンかな。
ここのお店にはモー酎というのがあって、朝霧牛乳にお酒が入ったドリンクがある。見た目は、ただの牛乳だけど、ほんとすぐ酔っぱらうから気を付けて。だって、朝霧は高地だから酔いやすいのよ。夜寒くなってきたらホットもできるので、ぜひ試してほしい。
さてお次の地元出店さんは、お店の看板もインパクトのあるネーミング「朝霧高原ジビエ」。
朝霧高原のジビエ鹿肉を出しているお店みたい。店内で焼いている、その塊がめっちゃ目をひきました。朝霧高原鹿肉ということで、ほんとに地産地消ですね。串焼き「KOU」さんに突撃です。
串焼きKOU/鹿骨付き肉 1,200円
メニューにはもちろん鹿肉をつかったメニューがならんでいるけど、串焼きというだけあって、他のお肉もある。ただ......目の前で焼いているソレが気になりすぎて、それも数量限定って書いてあるし。思い切って頼んでみました、鹿骨付き肉1本1,200円です。
ほんとにね、フォルムがマンガ肉なのですよ。骨に肉がついているアレ。それも大きい。
ほんとに鹿の骨なのだなと想像できる大きさと太さ。付いている肉は完全なる赤身肉で、食べ応えも十分ありそう。部位としてはスネ肉なのだそうで、時間をかけてじっくり焼きあげることで、ほろりほろりと肉がはがれるとのこと。それも限定50個だったそう。
あと少しということだったので、午前中には売り切れたかな。箸でも食べられるそのお肉を......やっぱりかぶりついてみたいよね。がぶっと、ひと口。あーこれは肉だわーっていう味わいが楽しめる、塩だけの味付けが邪魔しない味。塩のみの味付けなのに臭みもないし、くせもないので案外あっさりしている。もちろん箸でもホロホロになるのでシェアして食べるとちょうどいいかも。食べ終えたあと、大満足で、その骨をぶんまわしてみましたとさ。
お腹いっぱいになったら、やっぱり別腹のアレも食べたい。
朝霧JAMには1回目から出店されているスイーツのお店「藤太郎」。好きすぎてもしかしたら何度も紹介しちゃっているかもしれないけど、でも美味しいんだもん。
藤太郎さんは「富士山本宮浅間大社」の門前菓子屋として、昭和7年に創業ということで、ほんとはバリバリの老舗和菓子やさんなんだけど、現在の店主が洋菓子をやりたいってことで、洋菓子が売られているそうです。そして、藤太郎さんの野望はこの朝霧JAMのステージに立つことらしい。すごいよね。
ところ狭しとスイーツやパンがたくさんならんでいて、どれにするか悩むところ。どれも朝霧高原の牛乳や卵をつかった商品で地元の旬な食材をつかってのスイーツたち。今回は映える、その場でカットしてつくっていてくれた。季節のフルーツロールケーキをいただいちゃいましょ。
藤太郎/フルーツロールケーキ 700円
ロールケーキはなんども食べたことあったのだけど、フルーツ入りは初めて。
ロールケーキ自体は朝霧高原の卵と練乳入り生クリームでふわふわに焼きあげてあって、その中にクリームがどっさり入っている。その上のフルーツがシャインマスカットといちじくって、なんて豪華なのでしょ。シャインマスカットの甘酸っぱさと爽やかさが、下の生クリームとマッチしていて甘いけど爽やか。いちじくはねっとりとした甘さだからこそ、引き立つロールケーキのスポンジと生クリームのベストマッチ。たくさん食べたあとだったけど、ぺろりといけちゃう。生クリームがそれほど重くないから、なおさらかもね。
あーもう一個いけちゃうかも。いつもは売り切れになることもしばしばだったけど。今回はたくさん用意してくれていたみたい。夕方になっても全種類いっぱいあったよ。
朝霧JAMは地元にこだわったラインナップがたくさん。ほとんどのお店が、朝霧や富士宮で営業している店舗さんが出店してくださっていました。朝霧JAMが好きでなんども出店されている店がたくさんあります。今回のキーワードが「地産地消」ってことだったけど、紹介した朝霧高原の牛乳を使ったお店なんかもそうだよね。ジビエ鹿肉のお店も朝霧高原ジビエ鹿肉のよさを多くの人に知ってもらい、森林や農作物の被害削減につなげたいという思いがある。たくさん消費することで、この朝霧に貢献できることにつながるのかな。
<text・photo=HAL>
IT’S A BEAUTIFUL DAY〜 CAMP IN ASAGIRI JAM’
日時:2024年10月12日(土)13日(日)
会場: 富士山麓 朝霧アリーナ
https://asagirijam.jp/