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美味しいご飯はプロが知っている。出店管理チームに聞いた美味しいご飯3選
フジロックは国内最大級の会場の大きさを持ち、歩くとなれば、その総距離も半端ない。ゆえに、1日の歩数を聞けばみんな3万歩なんてざらにいる。だからこそ......お腹が空く。
というわけで、各エリアにさまざまな飲食出店が軒を連ねるわけだ。つまり、どのお店が美味しいのか、選ぶのもむずかしい。そこで、ここはフジロックの飲食出店を知り尽くしている「出店管理チーム」の面々に聞くのがいちばんだ。
先日、某放送局でフジロックの裏方の密着番組がオンエアされていたが、フェスにはまだまだ紹介されていない裏方さんがいっぱいいる。出店管理というのもそのひとつで、たくさんある飲食出店を束ねるのがこの仕事。事前のやりとりから、当日の搬入経路、出店スタッフのあれこれ、消耗品の手配から、よろず相談事まで。飲食出店さんを支える影の裏方さんが出店管理チームである。それこそ、アーティストのコレ食べたいなんてのも手配することだってあるのだ。
だからこそ、美味しいものを知り尽くしているプロなのだ。
ということで、まずはイエロークリフ出店管理の重鎮に聞いてみた。毎年同じ出店がでていたりもするが、今年は新店舗も多くあり、なかなか目にも新しい。
そんな中、イチオシ? でいいよと教えてくれたのが、「雪国飯店」のローガモ。
雪国飯店/ローガモ 900円
中華式ハンバーガーと書いているが、どんなものなんだ? ローガモ。初めて聞いた。
ナントカ省のものらしいが、そもそもその地方の漢字が読めない。ダージーパイも売っていたけど、台湾でもないみたい。えー、なぞー。ともあれ、注文。そういえば、涼麺ってのも美味しいって聞いたけど辛そうだからパスで。
ローガモは豚肉と鶏肉、カレー味がチョイスできる。悩んで、豚をチョイス。普通のバーガー袋に入っているけど、さてさて、中はどうなってるかなー。
バンズは見た目パンではない。焼いてあるのかパリパリしたパイ生地のよう。でも白っぽい色で肉まんの皮だけの花巻ってわかるかな? それをパリッと焼き上げたみたい。でも大きくて、バンズサイズだから、半分に切ってあるんだね。その間に豚肉がぎっしり。
めちゃボリューミー、そんなに濃い味ではなくあっさりしてる。生地のパリパリ感がたまらない。案外ペロッと食べれちゃう。これ、鶏もカレーも食べてみたかった。
ちなみに、仲間が買っていた涼麺もパクリ。辛いけど、そこまでダメではない辛さ。でも辛いので、食べ進めはできなかった。辛い物好きにはたまらない美味しさだそうです。
次はオアシスエリアの出店管理チームに聞いたのだが......たくさんありすぎてチョイスしきれない。その中でもみんなが「絶対美味しい!」と声をそろえて言ったのが「エスニックスタンド メイクワンツー」のラム串。
エスニックスタンド メイクワンツー/ラム串 1本300円
オアシスエリアではなく、復活したブルーギャラクシーのエリアでひと際モクモクさせていたお店。常に行列はしているものの、回転が速いのでそれほど待たずに買える。他のメニューも気になったが、やっぱりここはやっぱりラム串でしょう。
きっとこのモクモクも美味しさの秘訣のひとつかも。それほど大ぶりではないものの、食べやすい大きさにカットされたラムはまったく臭みもない。ただ、気になるのはあとからふりかけられている赤い粉。辛いのかな? とビビって口にするも......辛くない。
クミンやほかのハーブが混ざったものと、赤いのはパプリカパウダーかなぁ? ともあれ、これぞエスニックといえるような、謎の粉のおかげで、美味しさ倍増。ラムはやわらかく、そしてどんどん食べれちゃう。きっとビールと合うにちがいない。また買いたいって思う味だからこそ、思い出の味になるんだろうな。
最後はオレンジカフェの飲食ゾーン。ここは出店件数は多くないものの、エリアとしてもかなり奥の方なので、歩き疲れたみんなが癒しを求めるんだろうか。こちらの出店管理の面々に聞いたイチオシは、やっぱり涼を求めた「軽井沢ソフトクリーム」のソフトクリーム。提供も早いので、並んでいるわりにはすぐに買える印象だ。
軽井沢ソフトクリーム/白樺ソフトクリーム 600円
今回のフジロックは、雨が降ったりなんて時間もあって、山の気候を感じることができた気候だったが、とはいえ、ここまで歩いてくると暑い。やっぱり冷たいものは必須かも。そしてコーンをチョイスしたかったが、溶けてくることを想定してカップにした。
チョコがついているタイプもあるが、もうそこはミルク一択で。あっという間に完食で、やっぱり求めているものはコレかもと思う、間違いないチョイスだった。
今回のフジロックで思ったのは、さっきの裏方番組を見ていた人が結構いて、案外、フェスの裏側を見てみたいという需要があるんだなーと。スタッフのTシャツを着ている人はたくさんいるけど、その人がどのセクションなのかは、同じ働いているスタッフでもわからないことが多い。今回は出店管理というスタッフの仕事をちょっとだけ紹介させていただいたが、飲食のところでウロウロしているスタッフを見かけたら、声をかけてみるもの悪くない。
きっといい情報を教えてくれるよ!
<text・photo=HAL>
FUJI ROCK FESTIVAL’24
日時:2024年7月26日(金)~28(日)
会場:NAEBA SKI RESORT
https://www.fujirockfestival.com/
というわけで、各エリアにさまざまな飲食出店が軒を連ねるわけだ。つまり、どのお店が美味しいのか、選ぶのもむずかしい。そこで、ここはフジロックの飲食出店を知り尽くしている「出店管理チーム」の面々に聞くのがいちばんだ。
先日、某放送局でフジロックの裏方の密着番組がオンエアされていたが、フェスにはまだまだ紹介されていない裏方さんがいっぱいいる。出店管理というのもそのひとつで、たくさんある飲食出店を束ねるのがこの仕事。事前のやりとりから、当日の搬入経路、出店スタッフのあれこれ、消耗品の手配から、よろず相談事まで。飲食出店さんを支える影の裏方さんが出店管理チームである。それこそ、アーティストのコレ食べたいなんてのも手配することだってあるのだ。
だからこそ、美味しいものを知り尽くしているプロなのだ。
ということで、まずはイエロークリフ出店管理の重鎮に聞いてみた。毎年同じ出店がでていたりもするが、今年は新店舗も多くあり、なかなか目にも新しい。
そんな中、イチオシ? でいいよと教えてくれたのが、「雪国飯店」のローガモ。
雪国飯店/ローガモ 900円
中華式ハンバーガーと書いているが、どんなものなんだ? ローガモ。初めて聞いた。
ナントカ省のものらしいが、そもそもその地方の漢字が読めない。ダージーパイも売っていたけど、台湾でもないみたい。えー、なぞー。ともあれ、注文。そういえば、涼麺ってのも美味しいって聞いたけど辛そうだからパスで。
ローガモは豚肉と鶏肉、カレー味がチョイスできる。悩んで、豚をチョイス。普通のバーガー袋に入っているけど、さてさて、中はどうなってるかなー。
バンズは見た目パンではない。焼いてあるのかパリパリしたパイ生地のよう。でも白っぽい色で肉まんの皮だけの花巻ってわかるかな? それをパリッと焼き上げたみたい。でも大きくて、バンズサイズだから、半分に切ってあるんだね。その間に豚肉がぎっしり。
めちゃボリューミー、そんなに濃い味ではなくあっさりしてる。生地のパリパリ感がたまらない。案外ペロッと食べれちゃう。これ、鶏もカレーも食べてみたかった。
ちなみに、仲間が買っていた涼麺もパクリ。辛いけど、そこまでダメではない辛さ。でも辛いので、食べ進めはできなかった。辛い物好きにはたまらない美味しさだそうです。
次はオアシスエリアの出店管理チームに聞いたのだが......たくさんありすぎてチョイスしきれない。その中でもみんなが「絶対美味しい!」と声をそろえて言ったのが「エスニックスタンド メイクワンツー」のラム串。
エスニックスタンド メイクワンツー/ラム串 1本300円
オアシスエリアではなく、復活したブルーギャラクシーのエリアでひと際モクモクさせていたお店。常に行列はしているものの、回転が速いのでそれほど待たずに買える。他のメニューも気になったが、やっぱりここはやっぱりラム串でしょう。
きっとこのモクモクも美味しさの秘訣のひとつかも。それほど大ぶりではないものの、食べやすい大きさにカットされたラムはまったく臭みもない。ただ、気になるのはあとからふりかけられている赤い粉。辛いのかな? とビビって口にするも......辛くない。
クミンやほかのハーブが混ざったものと、赤いのはパプリカパウダーかなぁ? ともあれ、これぞエスニックといえるような、謎の粉のおかげで、美味しさ倍増。ラムはやわらかく、そしてどんどん食べれちゃう。きっとビールと合うにちがいない。また買いたいって思う味だからこそ、思い出の味になるんだろうな。
最後はオレンジカフェの飲食ゾーン。ここは出店件数は多くないものの、エリアとしてもかなり奥の方なので、歩き疲れたみんなが癒しを求めるんだろうか。こちらの出店管理の面々に聞いたイチオシは、やっぱり涼を求めた「軽井沢ソフトクリーム」のソフトクリーム。提供も早いので、並んでいるわりにはすぐに買える印象だ。
軽井沢ソフトクリーム/白樺ソフトクリーム 600円
今回のフジロックは、雨が降ったりなんて時間もあって、山の気候を感じることができた気候だったが、とはいえ、ここまで歩いてくると暑い。やっぱり冷たいものは必須かも。そしてコーンをチョイスしたかったが、溶けてくることを想定してカップにした。
チョコがついているタイプもあるが、もうそこはミルク一択で。あっという間に完食で、やっぱり求めているものはコレかもと思う、間違いないチョイスだった。
今回のフジロックで思ったのは、さっきの裏方番組を見ていた人が結構いて、案外、フェスの裏側を見てみたいという需要があるんだなーと。スタッフのTシャツを着ている人はたくさんいるけど、その人がどのセクションなのかは、同じ働いているスタッフでもわからないことが多い。今回は出店管理というスタッフの仕事をちょっとだけ紹介させていただいたが、飲食のところでウロウロしているスタッフを見かけたら、声をかけてみるもの悪くない。
きっといい情報を教えてくれるよ!
<text・photo=HAL>
FUJI ROCK FESTIVAL’24
日時:2024年7月26日(金)~28(日)
会場:NAEBA SKI RESORT
https://www.fujirockfestival.com/