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音楽顧問を務めるSOIL&”PIMP”SESSIONSの社長が語る、ONE PARK FESTIVALでの「福井の美味しい」へのこだわり。
2019年に福井駅から徒歩で5分ほどの福井市中央公園を会場に初開催されたONE PARK FESTIVALは、「ダンスミュージックとダンスを喚起させるグルーヴを奏でるバンドのためのフェス」として、他のフェスとは一線を隠すラインナップで注目を集めている。このフェスの音楽顧問を務めているのがSOIL&”PIMP”SESSIONSの社長だ。
「自分が福井出身で、地元の仲間たちと立ち上げて。今の制作チームも、ほぼ全員がDJ。『ジャミロクワイをこの会場で聞きたいよね』っていうところからはじまっているんですよ。だから自分達が聞いてきた音だったり、好きな音が流れているフェスにしたいって。バンドも縦ノリじゃなくて横ノリのグルーヴを持ったアーティストをラインナップしています」と社長。

ONE PARK のコンセプトは「街全体をひとつのテーマパークにする」。音楽とともに多様な北陸の魅力を発信しているフェスでもある。
「SOILとしていろんなフェスに出てきたなかで、記憶に残っているフェスって、やっぱり食事が美味しかったというのもポイントなんですよね。アーティストのケータリングだけではなく、出店も含めて、美味しいものの記憶っていつまでも残っている。そういうフェスを目指したいっていうこともあったんです。だってフェス飯が美味しくないと、トータルなイメージとしてフェスの魅力って半減されるじゃないですか。福井は美味しいものが多いから、遊びに来てくれるお客さんにも、アーティストのみなさんにも、福井の美味しいを食べていただきたいと思ったんです」

初年度の出店は福井に絞ったという。2年目に100キロ圏内と近県にも広げ、今年から全国に門戸を開いたという。
「お陰様で、いろんなお店の方から出店したいというお話をいただいて。ただ『福井の美味しいを味わってもらう』ということは変えたくないので、福井県産の食材を使うというルールだけは共通してやらせてもらっています」

今年のフードエリアは、ゲート内のHONMARU FOOD COURT、御本城橋をわたった福井城址にセットされたYONKS、キッチンカーが並ぶRAKUZAの3つ。YONKSとRAKUZAは無料エリアだ。
「北陸のミシュランなどで星を取っている人気店も出店してくださっています。普段は予約が取りづらいお店のフードもONE PARKでは食べられるんです。しかもお店同士がコラボレーションして、ONE PARKだけのオリジナルメニューを作ってくれてもいます。例えば東京のよろにくさんがサンビーフ齊藤牧場さんの若狭牛を使ったメニューを考えてくれたり、WONKの長塚健斗がシェフとして参加してくれたり。福井って美味しいものがいっぱいあるんです。海産物も野菜もお肉も。日本酒も美味しい。でもそれを多くの方が知らない。一般的な消費者には届いていないんですね。ミシュランのお店とか能登支援とか、いろんな掛け合わせで、ONE PARKで食も楽しんでもらって、キーワードとしてお客さんに残ればいいなって思っています。音楽とともに、食も大きな柱としたフェス。食にもかなり重きを置いたフェス。それがONE PARKですから」
ひとつひとつの音楽(ライブ)は、他でも体験できるかもしれない。しかし今年のONE PARKのラインナップを楽しめるのは今年のONE PARKしかない。それと同じように今年のONE PARKでしか味わえないのが、ONE PARKのフェス飯なのだろう。
<text・photo=菊地 崇/festival photo = 0NE PARK FESTIVAL>
ONE PARK FESTIVAL 2025
日時:2025年9月6日(土)~7日(日)
会場:福井市中央公園 特設会場
https://oneparkfestival.jp/
「自分が福井出身で、地元の仲間たちと立ち上げて。今の制作チームも、ほぼ全員がDJ。『ジャミロクワイをこの会場で聞きたいよね』っていうところからはじまっているんですよ。だから自分達が聞いてきた音だったり、好きな音が流れているフェスにしたいって。バンドも縦ノリじゃなくて横ノリのグルーヴを持ったアーティストをラインナップしています」と社長。

ONE PARK のコンセプトは「街全体をひとつのテーマパークにする」。音楽とともに多様な北陸の魅力を発信しているフェスでもある。
「SOILとしていろんなフェスに出てきたなかで、記憶に残っているフェスって、やっぱり食事が美味しかったというのもポイントなんですよね。アーティストのケータリングだけではなく、出店も含めて、美味しいものの記憶っていつまでも残っている。そういうフェスを目指したいっていうこともあったんです。だってフェス飯が美味しくないと、トータルなイメージとしてフェスの魅力って半減されるじゃないですか。福井は美味しいものが多いから、遊びに来てくれるお客さんにも、アーティストのみなさんにも、福井の美味しいを食べていただきたいと思ったんです」

初年度の出店は福井に絞ったという。2年目に100キロ圏内と近県にも広げ、今年から全国に門戸を開いたという。
「お陰様で、いろんなお店の方から出店したいというお話をいただいて。ただ『福井の美味しいを味わってもらう』ということは変えたくないので、福井県産の食材を使うというルールだけは共通してやらせてもらっています」

今年のフードエリアは、ゲート内のHONMARU FOOD COURT、御本城橋をわたった福井城址にセットされたYONKS、キッチンカーが並ぶRAKUZAの3つ。YONKSとRAKUZAは無料エリアだ。
「北陸のミシュランなどで星を取っている人気店も出店してくださっています。普段は予約が取りづらいお店のフードもONE PARKでは食べられるんです。しかもお店同士がコラボレーションして、ONE PARKだけのオリジナルメニューを作ってくれてもいます。例えば東京のよろにくさんがサンビーフ齊藤牧場さんの若狭牛を使ったメニューを考えてくれたり、WONKの長塚健斗がシェフとして参加してくれたり。福井って美味しいものがいっぱいあるんです。海産物も野菜もお肉も。日本酒も美味しい。でもそれを多くの方が知らない。一般的な消費者には届いていないんですね。ミシュランのお店とか能登支援とか、いろんな掛け合わせで、ONE PARKで食も楽しんでもらって、キーワードとしてお客さんに残ればいいなって思っています。音楽とともに、食も大きな柱としたフェス。食にもかなり重きを置いたフェス。それがONE PARKですから」
ひとつひとつの音楽(ライブ)は、他でも体験できるかもしれない。しかし今年のONE PARKのラインナップを楽しめるのは今年のONE PARKしかない。それと同じように今年のONE PARKでしか味わえないのが、ONE PARKのフェス飯なのだろう。
<text・photo=菊地 崇/festival photo = 0NE PARK FESTIVAL>
ONE PARK FESTIVAL 2025
日時:2025年9月6日(土)~7日(日)
会場:福井市中央公園 特設会場
https://oneparkfestival.jp/