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苗場とイギリスをつなぐ、ゴンちゃんBARの物語
フジロックの会場内のいたるところに現れる「ゴンちゃん」。カラフルにペイントされた目玉がついた石のアート。「ゴンちゃん」をフィーチャーしたバー、GONCHAN BARがフジロックのBLUE GALAXYでスタートしたのが2025年のことだ。「ゴンちゃん」がフジロックに登場したのは2007年のことだというから、バーはずいぶん前からあったように勝手に思っていたけれど、実はそうではなかった。

GONCHAN BARの店長を務めているのが、園部竜也さん。実家が苗場のたけのこやま山荘で、園部さんは冬シーズンにはスキーのインストラクターをしている。たけのこやま山荘は、創業60年以上の歴史を持つ苗場スキースクールが直営している宿泊施設。フジロック期間中に、ここで泊まったことがあるというフジロッカーも少なくないだろう。
「フジロックの最初の強烈な思い出は、小学5年のときに見たオアシス。単純に、『かっこいいな、すげえな』って思ってしまって。それからビートルズとかUKの音楽を聴くようになって。グラストンベリーフェスにも行ってみたいと思って、それでイギリスに留学したんです」
2年間のイギリス滞在中に、園部さんはパブでもアルバイトをしていた。そのパブでは、毎週のように、スマッシュ・ロンドンのジェイソン・メイオールや、ゴンちゃんの生みの親であるロバート・ゴードン・マクハーグ、クラッシュのベーシストのポール・シムノンなどがDJをしていたという。

「帰国することになって、フジロックでバーをやってみないかっていう話をいただいたんです。だったら、ゴンちゃんっていうマスコットキャラクターとうまく組み合わせたバーはどうだろうって提案したんですね。そして話が進んで、GONCHAN BARをやることになったんです。苗場での出会いがイギリスにつながって、イギリスでの出会いがまた苗場に戻っていく。いろいろ学ばせてもらったことを、恩返しできるっていうことがうれしいですね」
GONCHAN BARの特徴として挙げられるのは、地元にまつわるメニュー。今年展開していた4種類のクラフトビールは、十日町の酒造とのコラボだ。ジュースには、甘味のある雪下にんじんなどが使われている。

「小さな頃からフジロックは当たり前にあって、地元のお祭りのような感覚もあります。フジロックに育ててもらったっていう思いも持っています。フジロックは苗場になくてはならない存在だと思っていたんですけど、GONCHAN BARに関わるようになって、その思いはさらに大きくなっています。いろんな交流だったり、刺激だったり、未来への展望だったり。いろんなところで支えられているなと思っています」
来年以降も、地元の食材を使ったオリジナルメニューをさらに充実させていくとともに、ひとつは新しいことを加えてバージョンアップしていきたいと話してくれた。
GONCHAN BAR

<text=菊地 崇/photo = 宇宙大使☆スター、菊地 崇>
FUJI ROCK FESTIVAL'26
2026年 7/24(金) 25(土) 26(日)
新潟県湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com/

GONCHAN BARの店長を務めているのが、園部竜也さん。実家が苗場のたけのこやま山荘で、園部さんは冬シーズンにはスキーのインストラクターをしている。たけのこやま山荘は、創業60年以上の歴史を持つ苗場スキースクールが直営している宿泊施設。フジロック期間中に、ここで泊まったことがあるというフジロッカーも少なくないだろう。
「フジロックの最初の強烈な思い出は、小学5年のときに見たオアシス。単純に、『かっこいいな、すげえな』って思ってしまって。それからビートルズとかUKの音楽を聴くようになって。グラストンベリーフェスにも行ってみたいと思って、それでイギリスに留学したんです」
2年間のイギリス滞在中に、園部さんはパブでもアルバイトをしていた。そのパブでは、毎週のように、スマッシュ・ロンドンのジェイソン・メイオールや、ゴンちゃんの生みの親であるロバート・ゴードン・マクハーグ、クラッシュのベーシストのポール・シムノンなどがDJをしていたという。

「帰国することになって、フジロックでバーをやってみないかっていう話をいただいたんです。だったら、ゴンちゃんっていうマスコットキャラクターとうまく組み合わせたバーはどうだろうって提案したんですね。そして話が進んで、GONCHAN BARをやることになったんです。苗場での出会いがイギリスにつながって、イギリスでの出会いがまた苗場に戻っていく。いろいろ学ばせてもらったことを、恩返しできるっていうことがうれしいですね」
GONCHAN BARの特徴として挙げられるのは、地元にまつわるメニュー。今年展開していた4種類のクラフトビールは、十日町の酒造とのコラボだ。ジュースには、甘味のある雪下にんじんなどが使われている。
「小さな頃からフジロックは当たり前にあって、地元のお祭りのような感覚もあります。フジロックに育ててもらったっていう思いも持っています。フジロックは苗場になくてはならない存在だと思っていたんですけど、GONCHAN BARに関わるようになって、その思いはさらに大きくなっています。いろんな交流だったり、刺激だったり、未来への展望だったり。いろんなところで支えられているなと思っています」
来年以降も、地元の食材を使ったオリジナルメニューをさらに充実させていくとともに、ひとつは新しいことを加えてバージョンアップしていきたいと話してくれた。
GONCHAN BAR

<text=菊地 崇/photo = 宇宙大使☆スター、菊地 崇>
FUJI ROCK FESTIVAL'26
2026年 7/24(金) 25(土) 26(日)
新潟県湯沢町 苗場スキー場
https://www.fujirockfestival.com/