フェス飯クラブ / Fesmeshi Club

涼しさ感じる風に吹かれて......湖の畔の小さなガーデンパーティー「タイニーガーデンフェスティバル2026」

涼しさ感じる風に吹かれて......湖の畔の小さなガーデンパーティー「タイニーガーデンフェスティバル2026」

  長野県茅野市の蓼科湖の湖畔で行なわれているTINY GARDEN FESTIVALは、小さな庭で繰り広げられるガーデンパーティーといったコンセプトのフェスティバル。

 キャンプ場の自然豊かな場所で開かれていて、ゆったりとした時間の流れるキャンプステイやロッジステイなどの極上宿泊体験や、ライブを聞きながらゆったりした空間を楽しむことができたり、体験型音楽でココロ楽しめるような仕掛けや、地元やこだわりの飲食出店がそろっており、うれしい食体験もできる。アパレルなどでおなじみのアーバンリサーチが主催とあって、オシャレな出店がラインナップ。お買い物もバッチリたのしめる。まさに「衣・食・住・遊」のすべての体験をすることができるフェスティバルです。

 この蓼科湖で開催して5年目となる今年もパワーアップした内容で、各地からの出店と地元出店による人と人が繋がる地域に根付いたフェスティバル。大きな何かを求めるのではなく、小さくても確かなものを参加者全員が手にすることができるようにという考えで、規模は小さいながらも、毎年遊びに来てくださるお客様方に愛されているフェスですね。

 蓼科湖にある道の駅ビーナスライン蓼科湖の一角に無料エリアの「第二会場」。そして対岸にあるタイニーガーデン蓼科のロッジ施設を含む「メイン会場」の2ヶ所で開催され、フリーサイトキャンプやロッジ宿泊など、すてきな宿泊体験ができるのも愛されポイント。

 ガーデンライブだけでなく、参加型のキッズイベントやヨガなどのイベントもあり。宿泊を含めゆったりとした時間を過ごしてもらおうというフェスになっています。

 今回この場所で初開催だった前夜祭では、前泊のお客様や出店者など、ゆったりとした夜をすごしてもらえるような工夫を凝らしていました。地元の有名レストランやオーベルジュのシェフなどが腕を振るい、ケータリング形式でオシャレなワンプレートを食べていただこうという仕掛け。

 ワンプレートといっても、ボリュームも満点で、地元野菜やジビエ、大ぶり味噌おにぎりなど、満足のいく内容。各社料理について説明してくれるのもいい。夕暮れになってきたキャンプサイトを眺めながら、焚き火の火を囲んでお酒の進む料理だけを楽しむって贅沢な空間でした。

 参加型コンテンツも充実しており、メイン会場だけでなく第二会場でも参加が可能。みんなで、音を鳴らして歩こうというコンテンツは、楽器だけでなく、タンバリンやカスタネットや鈴など子供も音を鳴らしながら、会場を練り歩いているだけで楽しくなるようなコンテンツ。ゲリラ参加もでき、子どもも大人も楽しい気持ちになれるイベント。メインエリアのスターテント下ではシートが敷いてあり、寝転がってお昼寝もできるという空間。ゆったり、鳥のさえずりをききながら、まったりとした時間がながれています。ライブ終わりにはキャンプファイヤーなどのコンテンツもあり、一日充実した夜を過ごせるようになっていました。

 ふたつの離れた会場を繋ぐ遊歩道は、湖を眺めながらゆったり歩くこともできるが、今回初登場のレンタルバイク「TOKYOBIKE」の貸出自転車で、会場を周遊することができる。久しぶりの自転車に乗る方や、初めての子ども自転車などもあり、自転車のみの通路で乗ることもできる。スタッフはウーバーまかないしてたよ。

 もちろんフェス飯も地元の出店者や、このイベントに参加したい! という熱い思いをもった出店者など、多彩なラインナップのフェス飯がそろいましたよ。ちょっとオシャレで、めちゃめちゃおいしいご飯を紹介します。


Blue Line Garage Cafe18

 ミニバンのコンパクトなキッチンカー、中もコンパクトにギュっとなっていてかわいい。オシャレなブルーが目を引く、コーヒーキッチンカー
「Blue Line Garage Cafe18」さんです。

「ブルーラテ」600円

 ブルーキュラソー、牛乳、コーヒーと3層になっている、めずらしいラテ。これからの季節にぴったりなカラーリング。もちろん混ぜて飲んでくださいということだったので、画像を撮ったら、混ぜるとラテカラーに。味は、そこまでブルーを感じる味ではないけど、それ以上にエスプレッソショットを使ったカフェラテが美味しくて。もうひとつ、ほうじ茶ラテも飲んだけど、こちらもしっかり濃厚なカフェラテにほうじ茶がふんだんにつかわれていました。




ご飯とお酒と果物のお店 mieat

 ご飯とお酒と果物のお店mieatさんの関西出汁のすだちかすうどんと油淋鶏。大阪の味をぜひ食べてほしいとのことで、東大阪からの出店です。

油淋鶏(自家製レモンタレ)1100円

 油淋鶏は出てきた瞬間にデカッって声でたほどの大きさ。パンチのあるボリュームで、これはシェアして食べるのがいいのかも。肝心の味も見た目のインパクトに負けていない。鶏肉にはしっかりと下味がついていて、その上から自家製レモンだれの甘酸っぱいタレがたっぷりとかかっている。香ばしく揚がった衣とタレの相性がよく、ご飯が欲しくなるタイプの味付けだ。揚げたての鶏肉はブロック状にカットされているので、大きさの割には食べやすいのもうれしいポイント。

 かすうどんは残念ながらありつけなかったんですが、大阪の友人がぜひ食べて欲しいといっていたほどのものなので、食べたかったー。大量に仕込んでいたかすがなくなってしまったということで、売り切れだったとのこと。この無念は次回へ持ち越しですな。画像だけでもお楽しみください。






CIRKUS.
 
 会場を歩いていると、ひときわ目を引くのがチルクスさんのキッチンカー。鮮やかな黄色を基調にした外装に家が建ってる! というような木造の建屋が鎮座している。遠くからでもすぐに見つけられる存在感。じつはこのお店、会場から車で20分ほどの場所にある地元のお惣菜店。地元密着のお店で、人気なこともあり売り切れることもしばしば。

レモンポークカレー 1200円

 ポークカレーのお肉はスプーンで簡単にほぐれるほどホロホロで、口に入れると旨みがじんわりと広がる。塩加減も絶妙で、素材のおいしさをしっかり感じられる仕上がりでした。カレーはココナッツミルクを使ったまろやかなタイプ。とはいえ後からスパイスの香りがふわりと追いかけてきて、しっかりとした奥行きを感じさせてくれる。また、ご飯がターメリックライスになっているのも嬉しいポイント。さらに添えられていた酢漬けの小松菜や、鮮やかなピンク色の紅芯大根がいいアクセントに。まろやかなカレーの合間に口に運ぶとさっぱりとしていて、味わいに心地よい変化を与えてくれる。地元で愛されているお店だということにも納得の一品でした。イベントでの出会いをきっかけに、今度は実際のお店にも足を運んでみたくなる、そんな味わいでしたー。




 タイニーガーデンはほんとゆったりとした時間がながれている空間で、とても落ち着いてフェス飯を楽しむことができます。すてきなお店が多くて、実店舗も行ってみたいなっておもっちゃう。それこそ、地元ココ蓼科の素晴らしさを知ってほしいというこのフェスのコンセプトそのものかもしれない。フェス自体をとおして、地域の素晴らしさや自然本来の楽しみ方、ゆったりした開放感を得られることができるって、すばらしいことかもしれない。体験はきっと記憶にのこり、また来たいにつながるはず。ぜひともまた来年、ここ蓼科湖で会いましょう。




TINY GARDEN FESTIVAL

開催日時
2026年 6月6日(土)・6月7日(日)
前夜祭 6月5日(金)

開催場所
TINY GARDEN 蓼科および近隣施設
道の駅 ビーナスライン蓼科湖 エリア



〈Text:Photo  HAL〉